History
Games
Contents
初代・現JBFA事務局長対談VOL.1

History20年のあゆみ

日本ブラインドサッカー協会の発足から20年。
これまでのあゆみを、日本のブラインドサッカー史とともに振り返る。

これまで   いま   これから



2002年

10月 日本視覚障害者サッカー協会(JBFA)設立

日本視覚障害者サッカー協会(現・NPO法人日本ブラインドサッカー協会、
後に日本視覚障がい者サッカー協会と表記)が発足。
初代理事長に釜本美佐子、副理事長に岩井和彦が就任した。

11月 協会発足後初の国際試合

韓国・ソウルで開催された「2002国際視覚障害者サッカートーナメント」に出場。
4ヵ国(日本、ブラジル、スペイン、韓国)中4位で大会を終える。

2003年

3月 日本選手権を初開催

東京都多摩市にて初の全国大会「第1回日本視覚障害者サッカー選手権大会」開催。
4つのクラブチーム(つくばアスティガーズ、西日本セレクターズ、Nフリューゲルス、
東京マスターズ)が参加し、西日本セレクターズが優勝した。

11月 韓国と親善試合を実施

韓国・ソウルにおける国際親善試合「第1回アジア視覚障害者サッカー大会」で優勝。
アジア選手権の前身となる本大会には日本、韓国、ベトナムの3チームが出場した。

2004年

6月 地域リーグ(B1クラス)始まる

東日本で初となる地域リーグ戦「JBFA関東リーグ チャレンジカップ 2004」が
6月から11月にわたり開催された。
3チームが参加し、所沢国リハとこちゃんずが初代リーグ王者に。

9月 ブラインドサッカーがパラリンピック競技デビュー

ブラインドサッカー(パラリンピックの競技名は当時は「5人制サッカー」、現在は「ブラインドフットボール」)
がパラリンピック競技に採用され、アテネ大会で初お目見え。
6チームが参加し、アジアからは韓国が出場(日本は参加資格なし)。
ブラジルが初代王者に輝いた。

2005年

8月 IBSA公認 第1回アジア選手権大会開催

ベトナム・ホーチミンにて、国際視覚障害者スポーツ連盟(IBSA)公認の
「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2005」が開催された。
第1回大会は日本が優勝し、翌年の世界選手権出場資格を得た。

2006年

9月 第1回クラブ選手権大会に日本のチームが出場

「International Champions Club Tournament
 Football B1」がギリシャ・テッサロニキで開かれる。
日本は有志チーム「F.C.インティサール」を結成して出場。
6チーム中5位で大会を終える。

11月 世界選手権に日本が初出場

「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2006」が
アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された。
世界選手権デビューを果たした日本は8ヵ国中7位で大会を終えた。

2007年

11月 松崎英吾が事務局長に就任

協会の2代目事務局長として松崎英吾が就任(2018年より専務理事を兼任)。
それまで日本視覚障害者サッカー協会には常勤専任者が不在だった。
(後に日本視覚障がい者サッカー協会と表記)

2008年

2月 関西ONEリーグ開催

所属チーム以外の選手やサポーターとの交流を目的に、個人参加型の大会として
「関西ONEリーグ」を国立神戸視力障害センター(兵庫県神戸市)で開催。
チーム編成は主催者が行った。

3月 ワンデイカップ開催

誰でも楽しめるブラインドサッカーの大会「ワンデイカップ」を東京都八王子市で開催。
フィールドプレーヤーの2名以上が晴眼者でなければならないという特別ルールのもと、
普段はサポーターの人たちもフィールドに立った。

4月 東日本選手権を開催

東日本選手権「チャレンジカップ2008」B1クラスに、
宮城、山梨、茨城、千葉、東京、埼玉からB1クラスの8チームがエントリー。
B2/3クラス3チームも参加。半年にわたる長いリーグ戦が行われた。

9月 西日本選手権を開催

京都、大阪、兵庫、福岡から4チームが集まり、
「西日本選手権フンドリーカップ2008 兵庫大会」を神戸市で開催。
5月の福岡大会で優勝したラッキーストライカーズ福岡の2連覇で幕を閉じた。

10月 東西オールスター開催

東京都品川区にて初のオールスター戦「Tokyo FM ヒューマンコンシャス
 ブラインドサッカー東西オールスタースペシャルマッチ」開催。
東・西日本選手権で活躍した選手がAll EastとAll Westに分かれ、
All Eastが勝利した。

12月 日本選手権B2/B3クラスで初の単独開催

「第5回日本視覚障害者サッカー選手権B2/3大会」が
兵庫県立障害者スポーツ交流館(兵庫県神戸市)で開催された。
このクラスとしては初めての単独開催。
優勝はS.C.スフィーダ。

2009年

11月 アジア選手権大会を日本で初開催

「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2009」が
アミノバイタルフィールド(東京都調布市)で開催された。
日本でアジア選手権が開催されるのは初めて。
日本は2位となり、翌年の世界選手権出場権を獲得した。

2010年

8月 日本ブラインドサッカー協会に改称

日本視覚障がい者サッカー協会から、日本ブラインドサッカー協会に改称。
JBFAは2007年からブラインドサッカーのブランディングに取り組んでおり、
より多くの人に知ってもらいたい理由から「ブラサカ」の愛称を前面に打ち出した。

8月 第5回世界選手権に出場

イギリス・ヘレフォードにて「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2010」が
開催される。優勝ブラジル、2位スペイン。
日本は2大会連続で出場するもグループリーグ0勝2敗2分で10ヵ国中8位。

9月 スポ育がスタート

体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」スタート。
ブラインドサッカーの要素が取り入れられ、話題となった。
2021年度までに累計17万人を超える小学生、中学生、高校生がプログラムを体験。

9月 B2/3クラス日韓親善交流試合

B2/3クラスの日韓親善交流試合が韓国・ソウルで開催された。
日本からは釜本美佐子団長以下、選手11人、GK2人、スタッフ2人の
計16人の選手団でソウルを訪問し、3試合を実施した。

2011年

5月 第10回日本ブラインドサッカー選手権B1大会開催

節目となる「第10回日本ブラインドサッカー選手権B1大会」を
福岡フットボールセンター(福岡県福岡市)で開催。
九州での本大会は初めて。全国から8チームが参加した。

12月 IBSA ブラインドサッカーアジア選手権2011

「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2011」が
元気フィールド仙台(宮城県仙台市)で4日間にわたり開催される。
ロンドンパラリンピックの出場をかけた日本は4ヵ国中3位で出場権を逃した。

2012年

3月 フィアット・カルチョ2012開催

「FIAT presents ブラインドサッカークラブ選手権
(愛称:フィアット・カルチョ2012)」を開催。
クラブ王者決定戦と、地域2位以下のチームによる順位決定戦が行われた。
大会2日後には、日本代表強化チーム対スペイン代表の親善試合も開催。

6月 味の素スタジアムで日本選手権開催

「第11回日本ブラインドサッカー選手権B1大会」を、
味の素スタジアム(東京都調布市)で2日間にわたり開催。
12チームが参加した。
同時開催のチャリティフットサル大会、各種イベントや出店も大会を盛り上げた。

6月 スポーツ仲裁裁判所(CAS)へ仲裁申し立て

ロンドンパラリンピックのアフリカの出場枠にトルコが付与されたことに関し、
日本ブラインドサッカー協会は、
国際視覚障害者スポーツ連盟(IBSA)と国際パラリンピック委員会(IPC)に
対して抗議。スポーツ仲裁裁判所(CAS)に仲裁を申し立てた。

2013年

2月 世界選手権B2/B3大会を日本に初招致

「2013 IBSA ブラインドサッカー世界選手権B2/B3大会」が
宮城県宮城郡で開催された。
日本への大会招致は初めて。
ロシア、ウクライナ、イングランド、日本が参加し、日本は4チーム中4位に終わった。

3月 さいたま市ノーマライゼーションカップ2013開催

2011年に政令指定都市で初めて「ノーマライゼーション条例」を制定した
埼玉県さいたま市のフットメッセ大宮で、
「さいたま市ノーマライゼーションカップ2013」を開催。
日本代表対ブラジル代表の親善試合が行われた。

6月 第12回「アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」

6月 第12回「アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」
(愛称:アクサ ブレイブカップ)を
東京都調布市の味の素スタジアムで開催。
前年に続き、Ustreamによるインターネット録画中継を実施。
全国のファンに熱戦を届けた。

7月 ブラックロック・ブラサカキッズキャンプ 2013開催

サンセットブリーズ保田(千葉県鋸南町)にて、
「ブラックロック・ブラサカキッズキャンプ 2013」を初開催。
視覚障がい児の運動能力、運動機能の向上を目的に、
レクリエーションや保護者向けの講習会、交流会も行った。

9月 東京2020パラリンピックの開催が決定

日本時間9月8日に開かれた国際オリンピック委員会総会で、
2020年オリンピック・パラリンピック開催都市が東京に決定。
開催国としての日本の出場が濃厚になった。

10月 第10回日本ブラインドサッカー選手権B2/B3大会開催

新宿コズミックセンター大体育室(東京都新宿区)にて、
「第10回日本ブラインドサッカー選手権B2/B3大会」を開催。
10回目となる記念大会は「スポーツ祭東京2013」の一部として開かれた。

2014年

4月 「OFF T!ME Biz」を本格スタート

2012年に開発した企業研修「OFF T!ME Biz」を一般公開。
アイマスクをした人と、していない人が互いに声を掛け合う体験型研修を行い、
「伝わったつもり」になりがちな職場でのコミュニケーション改善に役立ててもらう。

10月 インチョン 2014 アジアパラ競技大会で銀メダル

韓国・仁川で行われた「インチョン 2014 アジアパラ競技大会」で、
日本は1勝2分け1敗の成績により、
イラン代表に次ぐ2位となり、初めての銀メダルを手にした。

IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014を開催

東京都渋谷区で「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014」を開催。
アジア初開催の世界選手権となり、日本は過去最高順位(当時)の6位。
有料席は連日にぎわい、バリアフリーにこだわった会場運営も話題になった。

2015年

5月 IBSAワールドゲームズでロービジョンフットサル初勝利

「第5回IBSAワールドゲームズ」が韓国・ソウルで開催され、
ロービジョンフットサル日本代表は5チーム中4位と健闘。
韓国相手に歴史的勝利を収めるとともに、国際大会初の勝利を飾った。

9月 IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2015を開催

「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2015」を国立代々木競技場フットサルコート
(東京都渋谷区)で開催。日本は6チーム中4位でリオパラリンピックへの出場権を逃した。
大会の模様はテレビやネットメディアなど100媒体以上で報じられた。

2016年

3月 KPMGブラインドサッカークラブチャンピオンシップ2016開催

地域リーグ上位チームと、前年アジア選手権3位の韓国代表の計10チームで頂点を争う
「KPMGブラインドサッカークラブチャンピオンシップ2016」を
富士通スタジアム川崎(神奈川県川崎市)で開催。
国内大会で初めて全試合で場内でのラジオ実況中継を行った。

4月 JIFFに加盟

日本サッカー協会(JFA)の関連団体であり、障がい者サッカー7競技団体を統括する
「一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)」に加盟した。

4月 品川区とパートナーシップ協定の締結

品川区と日本ブラインドサッカー協会の間でパートナーシップ協定を締結。
地域社会におけるスポーツの発展および健全育成とともに
「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を
実現すること」を推進することを目的とした。

6月 ブラジル遠征で中国に初勝利

ブラジル・リオデジャネイロでの国際親善試合「V International 
Challenge of Blind Football」の7位決定戦で、
日本代表は中国代表と対戦し1-0で勝利。
2007年の初対戦以降初となる勝利を挙げた。

7月 国内大会初のチケット完売

「第15回アクサブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」の決勝と
3位決定戦で設けていた一部有料席(プレミアムシート8席、レギュラーシート92席の
計100席)が大会2日前に完売。有料チケットが完売したのは、国内大会で初めて。

8月 井口健司審判員にスポーツ庁長官賞奨励状

ブラインドサッカー国際審判員の井口健司にスポーツ庁長官賞奨励状が授与された。
2002年から審判員として活動する井口は、数々の国際大会で主審を務め、
この年のリオパラリンピックでも、アジア唯一の国際審判員として派遣された。

11月 男女混合のブラサカ版オールスターを開催

「ブラインドサッカー ドリームマッチ2016」を東京の町田市立総合体育館で開催。
全国のブラインドサッカーチームから選出されたメンバーが
EASTとWESTに分かれて対戦した。
各チームは、男女混合のブラサカ版オールスターチームとなった。

11月 ドイツの国際親善大会で初優勝

男子日本代表がドイツに遠征し
「Nations’Cup Leipzig 2016」に参加。
ドイツ代表とU-21ドイツ代表に3勝2分と無敗で終え、
国際親善大会優勝の結果を持ち帰った。

2017年

3月 さいたま市ノーマライゼーションカップ、初の来場者1000人超え

埼玉県さいたま市で開催された「さいたま市ノーマライゼーションカップ2017」で、
大会初となる来場者1000人超えを記録。
日本代表はブラジル代表に1-4で敗れたものの、強豪国からゴールを奪い健闘した。

3月  KPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権2017を開催

「KPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権2017」を開催。
出場権獲得チームに加え、パラリンピック4連覇中のブラジル代表が頂点を争った。
会場では点字名刺作成体験、カポエイラ、フレスコボール、サンバ楽器製作なども実施。

4月 ブラインドサッカー女子日本代表が誕生

JBFA主催の女子練習会および国内のクラブチームで活動する
女子選手から8名を選出し、ブラインドサッカー女子日本代表が発足。
直後に2日間の強化合宿を行った。

5月 女子日本代表初の国際大会で日本が優勝

オーストリア・ウィーンで開催された
「IBSA 女子ブラインドサッカートーナメント 2017」に、
発足したばかりの女子日本代表派遣。
予選を3戦全勝で通過した日本は、決勝戦でIBSA選抜にも勝利し、
女子初となる国際大会で優勝した。

5月 「アクサ地域リーダープログラム with ブラサカ」が始動

パラスポーツ初の地域クラブ向けリーダー育成プログラム
「アクサ地域リーダープログラム with ブラサカ」を実施。
約5ヵ月間のプログラムの中で、地域で活躍し、
独自にクラブ運営ができるマネジメント力を身につける支援をしている。

7月 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権は19チーム参加の大規模開催に

「第16回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権 FINAL
ラウンド」が、アミノバイタルフィールド(東京都調布市)で3日間にわたり開催された。
出場チームは過去最多の19。FINALラウンドの指定席チケット204枚は事前完売。

10月 松崎英吾事務局長がIBSA理事に就任

ルーマニア・クルジュ=ナポカで開催された
国際視覚障がい者スポーツ連盟(IBSA)総会において、
日本ブラインドサッカー協会(JBFA)事務局長の松崎英吾が理事に就任。
IBSA理事職は日本人初。

2018年

10月 ワールドグランプリを招致、日本で初開催

国際視覚障がい者スポーツ連盟(IBSA)公認大会で初開催となる
「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」が
品川区立天王洲公園(東京都品川区)で行われた。
日本は6チーム中5位で大会を終えた。

10月 塩嶋史郎が理事長に就任

2002年の協会設立当初から代表を務めていた釜本美佐子代表理事の退任に伴い、
副理事長の塩嶋史郎が理事長に就任。
塩嶋はアクサ生命保険株式会社で全国の支社長などを歴任し、
2005年からブラインドサッカーに携わる。

2019年

2月 「IBSA 女子トレーニングキャンプ supported by 田中貴金属グループ」開催

2017年5月にオーストリア・ウィーンで初開催された
女子トレーニングキャンプを日本に招致。
「IBSA 女子トレーニングキャンプ supported by 田中貴金属グループ」
として開催し、世界10ヵ国から27名の選手、スタッフが参加した。

2020年

4月 「視覚障がい者ならどなたでも!おたすけ電話相談窓口」開設

新型コロナウイルスの感染拡大を受け電話相談窓口を開設。
買い物や運動不足、情報収集など、視覚障がい者やその家族(同居人)が
日常生活で困っていることに対して、何でも相談を受け付けた。
電話、ウェブフォーム、LINEで対応。

7月 無意識に持つバイアス(偏見)を可視化するプログラム公開

障がいや障がい者に対して無意識に持つバイアスを数値化・可視化できるプログラム
「UB-Finder」を開発し無料公開。
障がい者との共生、多国籍人材との協働を目指す職場等での、
ダイバーシティ&インクルージョン推進ツールとして活用できる。

10月 Santen, JBFA, IBF Foundationの3者で長期パートナーシップを締結

参天製薬株式会社(Santen)、日本ブラインドサッカー協会(JBFA)、
一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(IBF Foundation)が、
「混ざり合う社会」の早期具現化を目指し10年間の長期パートナーシップ契約を締結。
現在はプロジェクト名称を「VISI-ONE」とし、活動を推進中。

2021年

4月 Santen ブラサカグランプリ 2021で初の決勝進出

「Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2021 in 品川」が
品川区立天王洲公園(東京都品川区)で開催。
日本は予選総当たり戦を無敗で終え初の決勝進出。
決勝は0-2でアルゼンチンに敗れ準優勝。

9月 東京2020パラリンピックで5位入賞

男子B1クラスの日本代表が東京2020パラリンピック競技大会の5人制サッカーに出場。
パラリンピック初出場の日本は初戦でフランスを相手に4-0。歴史的初勝利を飾った。
続くブラジル戦、中国戦を落とすも、5位決定戦でスペインに勝利し5位入賞。

2022年

2月 KPMGカップが最後の開催

「KPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権2022」は、
約2年ぶりに有観客の試合となった。
11回目の開催を迎えたクラブチーム選手権は、今大会が最後の開催。
今後開催される新しいリーグにバトンをつないだ。

4月 ハイパフォーマンス事務局を設置

これまで以上に連動性、一貫性のある強化活動を実現するため、
ブラインドサッカー男子日本代表チーム部、ブラインドサッカー女子日本代表チーム、
育成部を統括する立場として、ハイパフォーマンス事務局を新設した。

6月 視覚障がい者「同行援護」事業を本格稼働

障害者自立支援法第5条第4項に基づく福祉サービス「同行援護」の事業を
本格稼働させることを発表。社会全体でガイドヘルパーの供給が追いついていないことから、
「同行援護従業者養成研修」の開催を通して、多くの「同行援護」ニーズへの対応を目指す。

7月 ブラサカ初のトップリーグが開幕

「LIGA.i (リーガアイ)ブラインドサッカートップリーグ2022」が
浜松アリーナ(静岡県浜松市)で開幕。出場チームは、競技力の高さのみならず、
組織運営力や、競技普及活動への注力度合いなど、複合的な観点から決定される。

2023年

3月 「JBFA創立20年を祝う会」を開催

2023年3月10日「JBFA創立20年を祝う会」を開催。パートナー、スポンサー各社、加盟団体、
ブラインドサッカー男子・女子日本代表強化指定選手、ロービジョンフットサル日本代表強化指定選手、
JBFA関係者など約150名が参加。

これから

Coming Soon


Photo:JBFA,IBSA,Haruo Wanibe/IBSA,Haruo Wanibe/JBFA,Yuki Kuroda